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『家族はつらいよ2』が公開。女性税理士がストーリーのアクセントに!【コラム】

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『家族はつらいよ2』が公開。女性税理士がストーリーのアクセントに!」【コラム】

2016年3月に公開された山田洋次監督の人情喜劇『家族はつらいよ』。興行収入は13.8億円と、そのヒットを受け、早々と続編『家族はつらいよ2』が公開されます。第一作に続き、日本税理士会連合会(以後、日税連)は対外広報の一環として、映画『家族はつらいよ2』を応援しています。
第一作では、平田周造(橋爪功)が誕生日をもうすぐ迎えようとする妻、富子(吉行和子)に欲しいものを尋ねますが、その答えは何と「離婚届」! 平田夫妻の熟年離婚騒動をめぐり、子どもたちや周囲を巻き込み、家族はつらいという題材を舞台に話が展開していきました。今回の二作目では、このワケありクセあり一家はどのような騒動に巻き込まれていくのでしょうか。

あらすじ

平田夫妻の熟年離婚危機から数年。夫婦の関係も落ち着き、夫・周造はドライブを楽しんでいました。しかし、ドライブから戻る度、車に凹み傷が目立ちはじめたのを見て、高齢者の危険運転を心配した長男・幸之助(西村雅彦)は周造に運転免許証を返上させようと画策します。頑固オヤジの周造を説得するイヤな役回りを家族間でなすりつけ合っていることを知って、当の本人は大激怒。周造は意地でも運転をやめようとせず、平田家は不穏な空気に包まれてしまいます。
そんなある日、妻の富子が旅行に出かけることになりました。つかの間の独身貴族を楽しむ周造は、お気に入りの小料理屋の女将・かよを乗せて車を走らせます。その途中、故郷広島の高校時代の同級生・丸田吟平と意外なかたちで再会しますが、直後に交通事故を起こしてしまい、平田家には熟年離婚の危機を超えた大事件が勃発します。
前作の「熟年離婚」に対し、今回のテーマは「無縁社会」。大騒ぎの平田家がどのように描かれていくのか、楽しみな展開となりそうです。

第二作目も税理士が登場

そして今回の二作目も、周造の長女、金井成子(中嶋朋子)が税理士として登場します。その税理士事務所に、奥さんに頭が上がらず、気はいいけれど生活力のない夫の金井泰蔵(林家正蔵)が職員として働いています。
山田監督は、自身がいつも女性の税理士さんにお世話になっていることから、彼女を通してその仕事ぶりを知るようになりました。前身作の『東京家族』で中嶋朋子さんは美容師役という設定でしたが、『家族はつらいよ』シリーズから、税理士役に変更したそうです。ときどきキッとなり、怖かったりするところが、どちらかというと中嶋朋子さん演じる税理士のイメージに近い感じだそうです。映画の中で、成子ははっきり物を言い、気が強い性格ですが、非常に明快で、物事を冷静にとらえ、ストーリーの中にアクセントを加えています。
成子の税理士事務所のセットは、松竹株式会社の美術部が作りましたが、東京の世田谷区近辺の設定のため、東京税理士会世田谷支部の会員の方々が税務書籍等を持ち込み、セットづくりに協力しています。また、日税連広報部員の本物の税理士がエキストラで登場しています。

日本税理士会連合会会長の神津氏は、「税理士という職業はなかなか映画に取り上げてもらえず、残念に思っていたが、今回、尊敬する山田洋次監督と大好きな俳優さんたちによって税理士が登場する映画にしていただき、非常にうれしく思っています」とコメントしています。
 
『家族はつらいよ2』は、5月27日全国一斉ロードショーです。ぜひ、劇場まで足を運んでみてはいかがでしょうか。

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