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上場企業から採用オファー続出、公認会計士・税理士採用の最前線【2013年版】

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上場企業から採用オファー続出、公認会計士・税理士採用の最前線【2016年版】


2013年10月8日掲載

リーマンショックで終息した会計業界の転職市場に変化の兆し

近年、上場企業を中心に公認会計士や税理士を狙った資格者採用が盛り上がっている。

また、投資銀行やファンド等でもポテンシャル人材として公認会計士が採用されるケースが目立った。そうした「資格者に優位」な転職市場も、リーマンショックを発端とした金融危機によって一気に終息してしまったが、2013年に入り再び公認会計士・税理士の転職市場のトレンドに変化が起きている。

資格者に選択肢が広がる2013年の転職市場

安倍総理主導のアベノミクス効果が景気にも影響を及ぼし始め、2013年度の中間決算で目標を上方修正する企業も多くなることが予想されている。そして当然のことながら、目標を上方修正するような勢いのある企業は、設備投資を強化、戦略的M&A、組織改革などの「攻めの戦略」を取るケースが多い。 以前は金融機関やIPO準備企業等が公認会計士を採用していたが、最新の採用トレンドはどのような傾向にあるのか? 公認会計士、税理士、弁護士等の士業の就職に強いMS-Japanの調べによると、2013年は下記のような特徴があるようだ。

■2013年、公認会計士、税理士、弁護士等の資格者採用が好調 ・上場企業(大手企業)…経理、財務、経営企画、法務スタッフ等で資格者を積極募集 ・IPO準備企業…CFO候補、法務リーダー候補、幹部候補社員で資格者を募集 ※スタートアップ段階のベンチャー企業や老舗企業等では資格者採用のニーズの有無が二極化となる傾向にある

リーマンショック前のIPOバブル期とは異なり、資格者にも様々な選択肢が広がっているのが2013年の転職市場の実態だ。景気回復に伴い顕在化してきた資格者採用の第二の波をあなたは乗りこなせるか。今後の転職市場から目を離せない。

(文/チーフキャリアアドバイザー)

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