来る平成23年12月9日に『平成23年度(第61回)税理士試験』の合格発表が行われます。
【税理士試験概要】
(国税庁のサイトより引用)
*試験実施
平成23年8月2日:簿記論 財務諸表論 消費税法又は酒税法
平成23年8月3日:法人税法 相続税法 所得税法
平成23年8月4日:固定資産税 国税徴収法 住民税又は事業税
*合格発表
平成23年12月9日 税理士試験に合格した者について、発表予定日の官報にその受験地、受験番号及び氏名を掲載する。
*平成23年度(第61回)税理士試験受験者申込者数
http://www.nta.go.jp/sonota/zeirishi/zeirishishiken/shiken/moushikomi/2011.htm
例年、税理士試験の結果発表後には会計事務所業界の転職活動が盛んになり、求人数も増加する傾向にあります。
税理士試験の結果発表後の求人は、税理士科目取得者や実務経験者を対象にすることが多く、求人数は夏の税理士試験後よりも減少する傾向にあります。
採用の期間としては、試験発表後の12月中旬から年明けの1月初旬で行われますので、転職を希望される方々においては、合格発表前後のなるべく早いうちに活動をスタートすることが良い転職先を見つけるために重要なポイントとなります。
また、3月決算までの人員補強を目的とした求人も多いですので、入社時期に関しては、遅くとも確定申告後の3月下旬や4月1日には入社できる人材を対象にすることが多くなっています。そのため、在職中の方については、スムーズに退職できるかどうかもポイントになりますので、転職先決定後は社内での退職調整も重要となる傾向にあります。
以上