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【会計業界の就職ノウハウ その1】応募書類の準備(前半)

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会計トピックスでは、これから会計業界を目指す方々のために、今回から数回に渡り「会計業界の就職ノウハウ」をお伝えしたいと思います。第一回は「応募書類の準備」についてです。

11月12日には、平成24年度の公認会計士試験の論文式試験結果が発表となります。また、12月には税理士試験の発表も控えており、各試験の結果発表後には初めて就職活動をされる方が増える時期かと思います。 そこで、今回は就職活動を行う際に、まず準備する必要がある「応募書類の準備」について、注意するべき点について記載をしたいと思います。

今回のノウハウ・・・応募書類の準備(前編)「エントリーシートについて」

監査法人や会計事務所にエントリーをされる際には、法人の規模によって内容は異なりますが、履歴書やエントリーシートの作成が必要となります。特に、大手監査法人で要求されるエントリーシートの記載に関しては、慣れていない方も多く、どのような内容を記載したら良いか頭を悩ます方が、毎年多くいらっしゃるようです。

そもそもエントリーシートとは一体何なのでしょうか? エントリーシートとは、法人側が書類選考の段階で候補者を絞り込むための役割を果たしています。選考に使われる大事な書類であることを理解しなくてはなりません。 エントリーシートには、ご自身の氏名や学歴、今まで取り組んできたことなどを記載されるかと思いますが、大手監査法人の場合、何よりも「何故、公認会計士試験を受験して、何故、監査法人への入所を希望しているのか」という自分自身の軸を表現する必要があります。明確な志望動機があり、それを文章で伝えることが出来るか否かが、監査法人の選考を受けるに当たって第一関門となっているわけです。

これから監査法人に入所したいという方は、本格的な選考が始まる前に自己分析をして「なぜ公認会計士試験を受験したのか」「どうして監査法人への入所を希望するのか」などを整理されると良いと思います。 また一方で、相手のことを知る努力も必要です。応募する監査法人はどういった組織なのか、他の監査法人とどういった違いがあるのか、具体的にどのような業務を行っていくのか、どのようなワークスタイルなのか等々、法人についても分析しておく必要があります。

「自己分析」と「企業研究」さえしっかり出来ていれば、エントリーシートの作成も乗り越えられると思いますので是非頑張って下さい。 次回の「会計業界の就職ノウハウ」では、応募書類の準備(後編)「履歴書について」をお伝えする予定です。

【次回のトピックス】
【会計業界の就職ノウハウ その2】応募書類の準備(後半)

(文/キャリアコンサルタント)

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