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【シリーズ 資格プラス@】第8回 「奇跡の○○歳」になる~人は見た目が9割~

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とても40代とは思えない美しさに、アッと驚かされる人は多いのではないだろうか。

近頃、「美魔女」という言葉を聞いたことがある人もいるだろう。光文社のアラフォー女性向けの雑誌「美ST」が打ち出した造語で、年齢を感じさせない外見と、経験に裏打ちされた知性を兼ね備える35歳以上の女性をそう言うのだそうだ。去る11月1日には、今年で3回目となる「国民的美魔女コンテスト」が行われ、福島在住の40歳、門馬礼子さんがグランプリに輝いた。審査委員長の井上智明・美ST編集長は「生活感のある美しさ」が決めてだったと振り返った(コンテスト公式サイトより)。門馬さんはネイルスクール・サロン経営の傍ら、4人の男の子を育てている「ママ美魔女」。子育てと仕事を両立させながらも、若々しさや美しさを保ち続ける生き方が評価されたのだろう。

「美魔女」と聞くと、同世代の女性には「自分磨き」のロールモデル、同じく男性には「恋愛対象」として考えるかどうかになりがちだが、実は昨今、ビジネスシーンでの「見た目」の重要性が見直されている。会計士、税理士とも8割以上を占める男性としても、こうしたトレンドは見過ごしてはならない。美STは今春、男性版も発行し、「女は美魔女、男は腹筋ING」と男性向けのコンテストも開始。「20代の体をキープしつづける努力と節制力」「ビジネスの世界でもグローバルに活躍する知性と行動力」「自己満足に終わらないバランス感覚と人を惹き付ける人間性」をコンセプトに企画し、初代「腹筋ING」には、39歳のイケメンボディーガードが輝いた。

数年前、「人は見た目が9割」という本がベストセラーになり、見た目の重要性を説く「メラビアンの法則」が世に知られた。就職、転職、商談、プレゼンなどあらゆるビジネスシーンで外見を整えることの重要性が問われている。たとえば出世。「プロ・ヘッドハンターが教える 仕事ができる人のひとつ上の働き方」の著者で、ヘッドハンターの兼本尚昌氏は「組織の中で出世する人というのは、『正しい姿勢』・『均整のとれた姿勢・体型の維持』を前提にした立ち居振る舞いから美しく、かつ身にまとっているものにも意識されている」と指摘する(2012年1月30日のブログ)。

会計士や税理士という仕事は、一般のサラリーマンに比べ、クライアントの社長を始めとする経営陣と接する機会が多い。何もブランドのスーツや腕時計を買えというのではない。中小企業でも少し裕福な社長さんがクライアントなら、ファッションや身に着けるモノ、会食先などのライフスタイルのグレードが一般より高い傾向にある。そんな方々の前で、あなたが男性なら、ボサボサの髪の毛、ヨレヨレのスーツ、女性ならボロボロのお肌、手抜きメークで接してしまうと、心象は良くないだろう。特に新しいクライアントを開拓するなら、尚更見た目だけで判断されては損になってしまう。

服装や身だしなみを整えることを心掛け、時にはスポーツで汗を流してスタイルの維持にも気を遣う―。「奇跡の〇〇歳」と言われるようなカッコいい、大人の会計士、税理士を目指そうではないか。

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