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【転職成功事例 その16】経験の少なさは熱意でカバー!資産税に強い会計事務所へ転職したい

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【転職成功事例 その16】経験の少なさは熱意でカバー!資産税に強い会計事務所へ転職したい

会計トピックスの新たなシリーズ記事として「会計業界の転職成功事例」をご紹介していきます。
こちらのシリーズでは会計業界で転職を成功させた方々の事例を通して、転職までの経緯や転職先決定のポイントをご紹介致します。

経験の浅さを熱意でカバー! 念願の資産税特化の会計事務所へ転職

Yさん、33歳/男性

転職前:個人事務所(所員 約5名)⇒ 転職後:資産税特化型・税理士法人(所員60名)
資格:税理士試験科目3科目合格(簿記論・財務諸表論・法人税)
年収:転職前330万円(残業代込み) ⇒ 転職後330万円(残業代込み)


このまま単純業務だけしてて良いのか、という漠然とした問題意識
Yさんは10名以下の会計事務所2社にて、合わせて5年間の実務経験をお持ちでした。
今までの職場では法人クライアントの売上は数千万円~数億円規模で、担当件数は20件前後。業種も旅行、不動産、小売り、卸業など幅広く、基本的な業務は一人で完結できている状態でした。しかし、一般的な会計事務所ですので通常業務以外のスポットの業務が生じることは少なく、徐々に自分自身の仕事がルーティン化していくことに「このまま単純業務だけをやってて良いのかなぁ」という漠然とした不安を感じ始めていました。
そのような中、Yさんは、とある顧客の案件で相続税関連業務(お客様の財産評価と相続申告の補助)に触れることが出来ました。その後、相続に関する依頼は生じることはありませんでしたが、Yさんは「高齢化が進む中、相続マーケットは今後も伸びが期待でき、また将来的に独立をすることを考えると避けては通れない分野だ」と思いはじめ、次第に相続税業務のスペシャリストになりたいと考えるようになりました。


相続税業務にかける想いを丁寧にアウトプット、希望のキャリアを手に入れる
資産税関連業務に強い事務所を中心に応募をしようと考えてご相談にいらしたYさんですが、相続税に関する経験が少なく転職活動は苦戦することが想定されました。 そんな中、弊社から実績豊富な資産税特化型税理士法人(約60名程度)をご提案したところ、その事務所に強く惹かれるようになります。また、実際の面接を通して同事務所には公認会計士や税理士、不動産鑑定士等、社内に様々な資格者や専門家が在籍しており、大変刺激のある環境だと感じるようになりました。そして何よりも職員の皆様が「相続」というデリケートな問題に対して真摯な対応をされていることに感銘を受けたのでした。 幸いにも面接は順調に進み、最終的にはYさんの「何事も積極的に学んで行きたい!」という姿勢が評価されて、無事に内定を勝ち取る事が出来ました。

今回の転職成功のポイントは、下記のように3点にまとめる事ができると思います。
① Yさんが挑戦したい分野が当初より明確であった
② 事前の情報収集に注力し、面接前に自分のスキルと経歴の棚卸ができていた
③ 背伸びをしない素直な姿勢が評価された、また相続業務を任せられるお人柄であった

特に相続分野等の特化型会計事務所では提供しているサービスが限られているため、応募時に志望動機や応募に至った背景が重視される傾向にあります。 従って、特化型の事務所でキャリアを積みたいと考えている方は「何となく」の転職理由では内定を獲得することが難しく、事前の業界研究や自身のスキルや経歴の棚卸、応募先事務所の情報収集などが必要不可欠となります。 Yさんは転職の背景が明確であり、採用側からしても意欲がしっかりと伝わってきた為に内定を出しやすかったのではないでしょうか。

今回の「会計業界の転職成功事例」はいかがでしたか?
今後もさまざまな転職の事例を定期的に掲載していく予定ですので、お楽しみに!

(文/シニアコンサルタント)

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