転職希望者の中には「自分の適正年収」が曖昧で、面接時に希望の年収をどのように伝えて良いのか悩むという方も増えてきているようです。会計事務所の転職サポートを行う株式会社MS-Japanの調査によると、今年の税理士科目合格数別の年収水準は下記のような傾向であることがわかりました。
税理士試験合格科目数ごとの年収水準
上記の通り、会計業界においては税理士試験の「合格科目数」と「年収水準」の関係性は存在します。また、初回の年収相場の調査から3年後に同様の調査を実施した結果、税理士試験に3科目以上合格されている方の年収水準が総じて高くなっていることが分かりました。
売り手市場になると年収水準が高くなる?
会計業界に限ったことではありませんが、やはり人材不足感が顕在化すると転職市場は売り手有利なマーケットに変貌していきます。特に経験値・能力が高い方には内定が出やすく、人気の候補者ともなればオファー金額が前職の年収水準を上回るというケースも珍しくありません。また、会計業界においては「資格」と「経験値」のバランスが良い方が最も内定を獲得しやすいという特徴があります。現在のように売り手に有利な転職市場であれば、キャリアアップと年収アップを同時に実現させることも夢ではないかもしれません。
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(文/シニアコンサルタント)